東京大学大学院工学系研究科、東京都立大学大学院都市環境科学研究科の共同研究グループが、温和な条件下でエポキシ樹脂の加水素分解を可能にする固体触媒を開発することに成功した。この触媒を用いることで、繊維強化プラスチックを繊維と樹脂モノマー、さらに例えばビスフェノールA（BPA）に分解することにも成功したことを明らかにした。将来的には廃エポキシ樹脂複合材の分解とリサイクルに応用することが期待できそうだ。

日本政府は2月7日、サイバー攻撃を受けた際の対応能力を強化し、欧米主要国と同等以上の能力まで向上させることを目指して、新法の施行と関係法律の整備について閣議決定した。官民連携と通信情報の利用を強化する新法に対し、整備法では攻撃者側のサーバなどへアクセスし、無害化できる能動的サイバー防衛を行えるようにする。そのため警察と自衛隊がサイバー攻撃に対して措置できるようにし、それが適正であることを確保するた ...

ACIワールドと国際民間航空機関（ICAO）は、2030年までの航空旅客数は年間120億人に達するとの予想を明らかにした。とくにアジア太平洋地域と中東地域の伸びが旅客需要の成長を牽引すると分析した。その後も旅客需要は拡大し続け、2042年までに航空旅客数は195億人へと膨れ上がり、2024年の年間旅客数の2倍以上に達すると予測した。 さらに2050年までには新興市場の力強い成長に牽引され、年平均成 ...

2028年頃に別府市内、別府－湯布院間でエアタクシー ...

スカンジナビア航空（SAS）が今月からおよそ9000名の従業員を対象とした新たな制服の導入を開始した。新制服は機能性と革新性を備えつつ、スカンジナビア航空伝統を尊重。変革と未来への取り組みを象徴するものとした。

観光庁は、訪日外国人旅行者の地方観光を促すための「地方創生プレミアムインバウンドツアー集中展開事業」の実施対象者の公募を開始した。政府が2030年までの達成を目指す訪日外国人旅行消費額15兆円の実現に向けて必要不可欠となる2万円以上の消費単価引き上げ ...

ルフトハンザ・グループは、いよいよITAエアウェイズの統合を進めていく。夏ダイヤがスタートする3月30日には、100以上のコードシェア展開と欧州域内線の運航スケジュールの調整を図るほか、ITAエアウェイズがスカイチームを離脱する。なお、ITAエアウェイズのスターアライアンスへの加盟は2026年前半を計画している。 ルフトハンザ・グループによれば、コードシェアが完全に実施されると、ITAエアウェイズ ...

オーストラリアのクイーンズランド州にあるケアンズ観光局とゴールドコースト観光局は、ワークショップ形式のセミナーを東名阪の3都市で開催、ケアンズからは12社、ゴールドコーストからは11社のサプライヤーが参加した。セミナー冒頭の挨拶で、同セミナーに協力したクイーンズランド州政府観光局マーケティング部長の柴田正三氏は、「オーストラリアドルは、米ドルに比べて為替の影響を受けていない」と強調。さらにオースト ...

ジャルパックは東日本旅客鉄道（JR東日本）が運行する寝台列車「TRAIN SUITE四季島」を貸切運行する旅行商品を昨年に引き続き販売する。今回は同社として初の試みとなる新潟県・長野県を巡る1泊2日コースを設定した。

コールセンター事業などを手掛けるテレコメディアは旅行業登録者を行い新規参入すると発表した。同社の強みである多言語対応のノウハウを活かし、観光案内サービスやオーダーメード型の旅行手配サービスなどを展開していく計画だ。

茨城県は2月5日、「茨城空港のあり方検討会」を開催し、茨城空港将来ビジョン（案）を示した。このなかで現ターミナルビルが1時間に国内・国際それぞれ最大1便の受け入れを前提とした設計であるため、ターミナルビル拡張など機能強化を図ることが必要であることのほ ...

本州四国連絡高速道路（JB本四高速）は、2025年度も世界最大級のつり橋である明石海峡大橋を塔頂する体験ツアー「明石海峡大橋塔頂体験ブリッジワールド」を開催する。明石海峡大橋の歴史と建設技術を紹介し、普段立ち入ることの出来ない管理路や海面上300mの ...